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銀河ステーション(Kyoichi's Blog)

★★谷津矢車先生に『脳科学捜査官 真田夏希3』のご感想を頂きました!★★

  • 2019/01/23 18:19

『脳科学捜査官 真田夏希 イミテーション・ホワイト』


意欲的な作品を次々に上梓され、大活躍なさっている歴史時代小説界の若手超実力派、谷津矢車先生。(僕より先輩です)
谷津先生が、ツイッターに『脳科学捜査官 真田夏希 イミテーション・ホワイト』の素晴らしいご感想をご投稿くださいました。

谷津先生のお許しを頂いてこちらに転載させて頂きます。 皆さまにも、ぜひ、お読み頂ければありがたいです。

――今日の読書は「脳科学捜査官 真田夏希 イミテーション・ホワイト」 (鳴神響一 角川文庫)。神奈川県警の心理職特別捜査官の真田夏希が次に挑むは、時限発火装置で花火を上げ、わざわざ己の殺人を固辞するように振舞う犯人。犯人の動機は何か。そして、夏希は犯人を止めることができるのか。
本書はサスペンスと表現するとしっくりくる小説です。32歳の心理職捜査官の夏希がSNSを介して犯人との交渉に当たる中、犯人の行動がエスカレートしていきます。時間制限が設けられた中、次々に緊迫の度を増してくる展開はまさにサスペンス。
ミステリ作品なので細かな内容を口にできないのがもどかしいところですが、SNSにおける新事象が作り出す”盲点”をがっちりと作品に取り込んでおられるなあと。非常に現代的な犯人像が本シリーズの見どころ。――

谷津先生、ありがとうございます。
いまの時代に合った犯人像の形成については毎回悩んでいるところですので、ご評価を頂き本当に嬉しいです。

いつも拙作についてのあたたかいお言葉を頂き、本当にありがたいです。
今回も次回作への大きな勇気を頂戴できました。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。

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第6回角川春樹小説賞を受賞し『私が愛したサムライの娘』でデビューしました。同作で第3回野村胡堂文学賞を受賞。
歴史時代小説とミステリを書いています。20年来のフラメンコファンです。

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