昨夜は初外食でした。
- 2019/01/03 13:04
- カテゴリー:湘南ちょっといいお店
昨夜は、いつもお世話になっている茅ヶ崎東海岸のトラットリア「トラモンターナ」(TRAMONTANA)さまに伺いました。
一年じゅう茅ヶ崎の飲食店さまに頼って生きている鳴神ですが、今年、初の外食です。
茅ヶ崎でカジュアルな本格イタリアンと言ったら「トラモンターナ」で決まり!
シチリアやトスカーナの高級リストランテで、本格的な修行をなさったオーナーシェフ、Kenichi Satoさまのお作りなるお料理は、どれもこれも最高です。
地元産の新鮮な素材を活かしたお料理が頂けます。
昨夜もアンティパストの盛り合わせや野菜とお魚のフリットと牛肉の赤ワイン煮込みに舌鼓を打ちました。
Kenichi Satoさまがプロの厳しい目でお選びになったイタリアワインも魅力です。
昨夜は、お正月ということもあって、北イタリアは"Masùt da Rive"(マス・ダ・リーヴェ)のちょっとスペシャルなワインを頂きました。
1900年から家族代々引き継がれてきた小さな蔵元で、ヴェネツィアに近い銘醸地のひとつイソンゾ渓谷に25ヘクタールの畑を所有しています。
昨夜頂いたのは、60年を数える古木で穫れたメルロー種で熟成された2012年の赤ワイン。
シャルドネ種を中心に白ワインで知られる蔵元さんなのですが、ご当主の方のお祖父さんは「自分の畑にはメルローが向いている」との信念のもとに60年前にメルローの樹を植えたそうです。
古木は実はたくさんつかないけれど、根がしっかり地に張っているので、大地からのミネラル分の吸い上げがよく、ブドウの出来も天候に左右されにくいそうです。
長い年月の気候の変化を身を以て知って生き残っているブドウには若木にない強さがあるわけですね。
ブドウの古木としては30~40年がベストだそうですが、現在のご当主は「お祖父さんが植えた樹だから」との強い思いがあるのです。そんな思い入れから、メルローの樹を丁寧に育てて、ワインに仕込んでいるわけです。
フレンチオークの樽で熟成されたこのワイン、香りがとても豊かで旨みが多いのにイタリアワインらしいさわやかな軽ろみがあって、「これこれ」と快哉を叫んでしまいました。
なかなか手に入りにくいそうですが、いろいろなことを考えるきっかけともなったワインでもあります。ぜひ、また頂きたいと思っています。
トラモンターナさまには、デビューするちょっと前から、もう五年近くお世話になっています。 編集者さまと伺ったことも、素敵な店内をポートレートの撮影場所としてご提供頂いたこともあります。
また、店内にはたくさんの鳴神作品をディスプレイして応援して下さっています。いつもありがとうございます。
本年も食いしん坊で飲んべえの鳴神をよろしくお願い申しあげます。
幻聴は、アンドレア・ボチェッリとアリアナ・グランデのデュエットで"E Più Ti Penso"(あなたのことを想うほど)(公式)
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』のために、かのエンニオ・モリコーネが書いた曲です。
★皆さま、茅ヶ崎にお越しの節はぜひ「トラモンターナ」へ!
"TRATTORIA la TRAMONTANA"
茅ヶ崎市東海岸北 2-14-41
0467-87-2266
定休日:水曜日