ある日の森5 「みにくいアヒルの子」
アンデルセンの『みにくいアヒルの子』を知らない人はないと思う。
みにくいアヒルの子にシンパシーを感じたり、廻りのアヒルたちに怒りを覚えた人も少なくないだろう。
みにくいアヒルの子が、美しいハクチョウに成長するシーンに感動を覚えた人もいるかもしれない。
でも、ハクチョウのヒナの姿を知っている人って、意外と少ないのではないだろうか。
ヒナではないが、オオハクチョウの幼鳥はこんな姿をしている。
僕は、カワイイと思うのだが、いかがだろう?
当然ながら、自然界ではアヒルと一緒に育ったりしないので、廻りから、いじめられるわけもない。
この幼鳥くんも、のんびりとした明るい表情でモデルになってくれた。
この写真も、前回のエントリーと同じ時に、屈斜路湖の砂湯で撮ったもの。
もう一度、読んでみたいという方は、アンデルセンの全文を文豪の菊池寛が、昭和3年に翻訳した作品が『青空文庫』で読める。
子ども向けの絵本とはちょっと違うイメージかもしれない。