★★三田主水先生に『能舞台の赤光』の書評を頂きました!★★
- 2018/06/13 18:35
- カテゴリー:作品・お仕事
伝奇時代劇アジテーターの三田主水先生に『能舞台の赤光 多田文治郎推理帖』(幻冬舎文庫)の書評を頂きました。
とても素敵な書評です。皆さまに、お読み頂ければ嬉しいです!
★「時代伝奇夢中道 主水血笑録」(2018.06.13)
――鳴神響一『能舞台の赤光 多田文治郎推理帖』 江戸の名探偵、巨大な密室の中の「舞台」に挑む
最後の部分を引用させて頂きます。
――上では意地の悪いことも申し上げましたが、ミステリ味のある時代小説ではなく、時代小説の世界を舞台としたミステリとして成立している――別の表現を使えば、謎が謎を描くためのものとして機能している本作。
こうした作品を文庫書き下ろし時代小説的なペースで刊行するのは難しいのではないかと思いますが――しかし早くも次の作品が楽しみになってしまうのであります。――
能という世界を描いた本格時代ミステリである本作へのあたたかいお言葉、とても嬉しく光栄です。
今回作でも執筆への大きな勇気を頂くことができました。
心より感謝申しあげます。
三田先生は、時代小説の文庫解説や書籍等の解説でご活躍なさっています。
先日も『おいらん若君 徳川竜之進 1 天命』の書評を頂きました。
また、過去のすべての作品で書評を頂戴し、深く感謝しております。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。