ある日の空24 「風雪の造形」
ニュースによれば、昨日は平年より4日早い流氷初日で、今日は、知床半島に流氷が接岸したそうである。
この時期のオホーツクは、こんな風に陽が暮れて行く。
ふつうの畑に、アルプスの雪原のようにシュカブラが生まれるのだ。
山間部に入ると、最低気温が氷点下20℃を下回る日もあるそうだが、地元の知人は、「15℃以下はおんなじ」と言っていた。
ちなみに、網走周辺の人々は、気温から「マイナス」を省略して言うことが多い。
このとき、実際の気温は氷点下何度かはわからないが、日暮れ時に写真を撮っていると身を切られるように寒いことはたしかだ。
流氷を望める大空町の丘の冬である。