長年の相棒カメラでした。
- 2017/07/26 10:41
Fuji GS645S Professional
昨日アップした写真を撮ったカメラです。
なつかしくて引っ張り出しました。
たぶん、1994年頃に購入したように記憶しています。
風景写真を趣味にして、わりあいすぐの頃、中判カメラが欲しくて欲しくて仕方がなくなりました。ふつうのカメラより大きなフィルムを使うカメラです。
でも、中判一眼レフは標準レンズを付けただけでも30万円もするので高くてとても買えませんでした。
このGS645Sは、固定レンズ付きで実売8万円くらいだったので、なんとか手に入れました。
フォーカスも露出もフルマニュアルの完全機械式カメラでした。
電池がなくても問題なく写真が撮れます。(露出計用にボタン電池は使います)
降雪間近の尾瀬ヶ原でキャンプして、真っ暗ななか、夜明けの中田代の写真を撮りに行ったときのこと。
高級一眼レフを三脚にセットしたカメラおじさんたちが、「シャッターが下りない!」と口々に騒いでいます。
テントの中でタオルが板みたいに凍るような極寒でした。
電気式のカメラ群はバッテリーが弱るというトラブルを起こしていたのです。
まわりを見回しながら、僕は余裕しゃくしゃくでシャッターを切ったのでした(*^∪゜)v
軽量コンパクトで、夏の北アルプス一週間のんびりテント縦走などにも持って行きました。
フィルム時代にいちばんたくさんの写真を撮ったのは、このカメラでした。
もう10年近くも使っていませんが(゚ー゚;
幻聴は、このカメラを買った頃のヒット曲、ジミー・クリフで"I Can See Clearly Now"(VEVO)
映画『クール・ランニング』の主題歌でしたね。