昨日はエレナ・ガジェゴ先生にお目に掛かれました!
- 2017/06/13 11:17
- カテゴリー:素敵なできごと
写真は、左からエレナ先生、Dianaさん、
José Gutiérrez Román先生、鳴神
6日の「百人一首コンサート」でお知り合いになれたエレナ・ガジェゴ(Elena Gallego Andrada)先生に、再びお目に掛かれました。
お昼ご飯をご一緒させて頂き、森鴎外や志賀直哉、太宰治、宮澤賢治の話をはじめ、スペインと日本のそれぞれの文化の特性など、実に変化に富んだ話題を楽しむことができました。
さらには、"Filología"(文献学)を学ぶ上で出会ったラテン語と古代ギリシャ語の美しさや、"Irenología"(国際平和学)の視点の重要性など、たくさんの貴重なお話を伺えました
幅広く豊かな教養をお持ちでいながら、やさしく気さくで明るくお茶目なお人柄に触れ、とても楽しい時間が続きました。
拙作『天の女王』についてのありがたいご評価も頂き、本当に幸せでした。
夕刻からは来日中のスペインの詩人José Gutiérrez Román先生とお友だちのDianaさんとも合流。なんとも楽しい酒宴となりました。
エレナ先生が随時通訳して下さったので、お二人とも会話を楽しむことができました。
皆さまのふるさとであるカスティーリャ・イ・レオン州の古都ブルゴス市のことや、日本の印象などについてたくさんのお話しを伺えました。
とても有意義なとても素晴らしい一日でした。
皆さま、本当にありがとうございました。
ぜひ、また、楽しいひとときをご一緒したいです。
エレナ先生には6月19日にご刊行の「スペイン語で味わう太宰治短編集」(大盛堂書房)も、素敵なサイン入りで頂戴し、感激でした。後日ご紹介させて頂きます。
★エレナ・ガジェゴ先生
マドリード・コンプルテンセ大学、京都大学で学び、セビージャ大学で「比較文学」と「翻訳論」の博士号を取得。
武者小路実篤『友情』、森鴎外『高瀬舟』『山椒大夫』、宮澤賢治『注文の多い料理店』、太宰治『ヴィヨンの妻』『走れメロス』など、多数の日本文学をスペイン語に翻訳、両国でご刊行なさっています。
また、上智大学外国語学部の准教授として教鞭もお取りになっていらっしゃいます。
・Elena Gallego Andradaスペイン語版Wiki
(日本語版より詳しいです)
★José Gutiérrez Román先生
ブルゴス市を拠点に現代詩の創作活動をされ、詩集"Los pies del horizonte"などをご刊行になっています。
・作家Ignacio Sanz氏による詩集"Los pies del horizonte"のレビュー