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銀河ステーション(Kyoichi's Blog)

2016年 この一年の感謝!

2016年刊行作品


四冊の文庫長編を角川春樹事務所さまから上梓して頂きました。
刊行・販売にご尽力下さった方々、お読み下さった読者の皆さま、本当にありがとうございました。
拙作をお採りあげ下さった先生方、メディアの皆さまへの感謝も忘れた日はありません。

・『私が愛したサムライの娘』文庫(2016.1.15)
・『影の火盗犯科帳〔一〕七つの送り火』(2016.4.15)
・『鬼船の城塞』文庫(2016.7.15)
・『影の火盗犯科帳〔二〕忍びの覚悟』(2016.10.15)

ところで『鬼船の城塞』に出てくる「セビジャーナス」はこんな曲です。この歌詞はフェデリコ・ガルシーア・ロルカが詩として完成させた「18世紀のセビジャーナス」で、フラメンコではありません。(加賀町ホール公式サイト)


「18世紀のセビジャーナス」


アンダルシアの州都セビージャの古い民謡や踊りを発祥とする「セビジャーナス」は、フラメンコでも盛んに踊られます。
元々は、男性が女性を口説くときの踊りであったそうです。


「フラメンコのセビジャーナス」

フラメンコではこんな感じです。(AndaluciaTube公式動画)

エル・フラメンコのステージ


島崎リノさんのフラメンコスタジオ"DaiDai"のステージに参加させて頂き、自作詩を朗読させて頂きました。(写真提供:K.Igarashi氏)

・中野「なかのZERO小ホール」(2016.6.6)
・新宿「エル・フラメンコ」(2016.8.12)

「グアヒーラに寄せて」では、ハバナからマドリードに引き揚げたうらぶれた男の役、「カルメンを偲んで」では、セビージャを訪れた「カルメン」の原作者プロスペル・メリメの役に扮しました。

島崎リノさん、ミュージシャンの皆さま、門下生の皆さま、お越し下さった方々、本当にありがとうございました。


「カルメン」

アントニオ・ガデス舞踊団の「カルメン」ハイライトです。 タバコ工場のシーンから始まります(アントニオ・ガデス舞踊団公式動画)

また、フラメンコも含めて、たくさんのライブに伺い、魂のこもった音楽や踊りから、大きな幸せと創作への意欲を頂きました。
ミュージシャン、バイレの皆さまに、心より感謝申し上げます。

よいお年を!


夕飯を作らない僕の生命を維持し、美味しいお料理で日々の喜びを与え続けて下さった茅ヶ崎・藤沢の飲食店の皆々さま。

SNSを通じて、たくさんの応援を下さった皆さま。

そして……楽しいときにともに笑い、つらいときに励ましてくれた友人たち。
まわりの人々に恵まれて、幸せな一年間でした。


「交響曲第九番合唱付き」

ありがとう!
心よりの感謝を込めてベートーヴェンの「交響曲第九番 合唱付き」をお送りしたいと思います。
リッカルド・ムーティ指揮、シカゴ交響楽団の演奏です。(シカゴ交響楽団公式動画)

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Author

第6回角川春樹小説賞を受賞し『私が愛したサムライの娘』でデビューしました。同作で第3回野村胡堂文学賞を受賞。
歴史時代小説とミステリを書いています。20年来のフラメンコファンです。

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