第8回角川春樹小説賞の授賞式に出席致しました。
- 2016/10/08 14:21
- カテゴリー:パーティー
9月30日は、角川春樹事務所創立20周年記念祝賀会と第8回角川春樹小説賞の授賞式に出席致しました。
第6回で受賞させて頂いた僕にとっては三回目の出席です。
今年も永田町のザ・キャピトルホテル東急「鳳凰の間」で、盛大かつ華やかに開催されました。今年は『横濱つんてんらいら』の橘沙羅(たちばなさら)さんが受賞なさいました。
開式後、角川春樹社長のご挨拶、ご来賓のご祝辞、原知子書籍編集部長から選考経緯と受賞作の発表、選考委員を代表して今野敏先生の受賞作講評と続きます。乾杯のご発声は高井昌史紀伊國屋書店社長でした。
会場には著名な作家や文芸評論家、文化人の先生方、大型書店の経営者の方々など、各界からたくさんのお客さまがお見えでした。
いろいろな方とお話しできて、とても有意義な時間を過ごすことができました。
盛り上がったパーティーは、選考委員でもいらっしゃる北方謙三先生の中締で、めでたくお開きとなりました。
受賞作『横濱つんてんらいら』は、このほど刊行となりました。
天衣無縫な海産物問屋の四女・すずを主人公に、明治15年の異国情調あふれる横浜を舞台にした明るく勢いのあるミステリーです。
僕も拝読致しましたが、描写の精緻さと、表現力の豊かさには圧倒されました。
味覚や感情表現の描写の新鮮さに敬服致しました。
さらに町のようすや登場人物、食物などの考証の緻密さにも驚きました。
素晴らしい大型新人の誕生を心よりお祝い申し上げます。
橘沙羅さん本当におめでとうございます!
第6回の受賞者として、誇らしいです。
今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
皆さま、橘沙羅さんと『横濱つんてんらいら』をどうぞよろしくお願い申し上げます。
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