4月15日に新刊が出ます!
- 2016/03/29 17:42
- カテゴリー:作品・お仕事
『影の火盗犯科帳 〔一〕七つの送り火』
――白金台に鈴の音響くとき、大卒塔婆の死美人を送る七つの妖し火が燃える。
主人公は旗本、山岡五郎作景之。
九代将軍家重の治世、宝暦時代に火付盗賊改方頭を拝命した実在の人物。
甲賀忍者を束ね、家康の伊賀越えを助けた山岡景佐の末裔である景之は、忍術を継承する者たちを抱え、家中に秘かに「影火盗組」を育て上げていた。
第一巻「七つの送り火」では、景之と配下の与力・同心、そして「影火盗組」の甲賀忍者たちが謎の連続美女殺人事件に敢然と立ち向かう。
鳴神響一が文庫書き下ろしシリーズに初挑戦。
第一クールは三巻を予定!
(第一巻、七つの送り火だけでも物語は完結しています)
角川春樹事務所 ハルキ文庫から¥734(税込)。
解説は、日頃より大変にお世話になっている文芸評論家の細谷正充先生がお引き受け下さいました。
装幀は前二作に続いて多田和博さま。
装画は宇野信哉さまです。
宇野さまは、第137回直木賞受賞作品の松井今朝子先生の『吉原手引草』の装画を初め、浅田次郎先生の日経新聞連載小説『黒書院の六兵衛』の挿絵を手がけられています。
また、赤川次郎先生、佐伯泰英先生、鳥羽亮先生の諸作品など、たくさんの歴史・時代小説の装画を手がけ大活躍なさっていらっしゃいます。
雰囲気のある素敵な装画を描いて下さいました。
第二章、物語としては中盤で、盛り上がるシーンです。小石川村の氷川大明神(現、簸川神社)境内という設定です。
一人でも多くの皆さまにお手にとって頂きたいです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。