瓜谷茜・谷村虎之介 歌舞伎絵展にお邪魔しました
火曜日には渋谷で今年最初の打ち合わせがありました。
渋谷へ向かう前に、六本木で始まった瓜谷茜さんと谷村虎之介さんの歌舞伎絵展にお邪魔しました。
イラストレーターとして、雑誌の装画にもご活躍なさっている瓜谷茜さん。今回の展示作は「俊寛」の絵巻物です。
「俊寛」の物語とその内面を描いた絵巻物は繊細で洒脱なタッチが素敵でした。 ことに俊寛や千鳥、瀬尾の表情が生き生きとしていて素晴らしかったです。
瓜谷さんはパネルで、俊寛物語の結末に秘められた謎を提示されていました。
彼女がほとんど解いたという謎。
興味深い謎解きに僕も挑戦してみようと思っています。
歌舞伎、文楽を始め能楽やたくさんの文学で扱われる「俊寛」……。
瓜谷さんはお忙しいのにもかかわらず、俊寛談義につきあって下さいました。
菊池寛や芥川龍之介の『俊寛』についての話題でもちょっと盛り上がりました。
谷村さんの強烈な線が魅力の役者絵も楽しかったです。 構図も大胆で迫力いっぱいでした。
この写真は瓜谷さんのお祖母さまが撮って下さいました。 ありがとうございました。
瓜谷茜・谷村虎之介 歌舞伎絵展は1月10日の日曜日までです!
~kane & Tora meet KABUKI ~瓜谷茜・谷村虎之介 歌舞伎絵展~
・2016年1月5日(火)~10日(日)11:00~20:00
※10日のみ19:00まで
・六本木スペース"ビリオン"(港区六本木4-4-5 3F)
※大江戸線六本木駅7番出口から2分くらい。