『風巻 伊豆春嵐譜』本日刊行です!
- 2021/03/17 07:38
- カテゴリー:作品・お仕事
『風巻(しまき) 伊豆春嵐譜』(早川書房)本日刊行です。
明治7年春の彼岸、南伊豆で起きたニール号沈没事件の蔭で心を通わせた人々の姿を描く、鳴神渾身の歴史小説。本日3月17日単行本で登場です。
【物語】
――明治7年、伊豆入間村。村の漁師・達吉は嵐の海から異人を救った。匿えばお咎めを受けると承知しながら、達吉は彼を助けることを決意する。異国と日本がまだ分断された時代、心触れ合わせた人々の清廉な姿。〈ニール号沈没〉の史実から紡がれた渾身の歴史小説。(早川書房内容紹介より)
・装画:もの久保
・ISBN:9784152100108
伊豆が大好きです。数え切れないほど伊豆には足を運びました。
若い頃は先輩のヨットに乗せて頂いて、伊豆の海に親しんでもいました。
ずっと以前から書きたかった伊豆の海の物語です。
一週間の取材をもとにリアルで克明な描写を試みました。
お手にとって頂ければ嬉しいです。
幻聴は、ドビュッシー(Debussy)作曲の交響詩『海』(La mer)(公式)
パーヴォ・ヤルヴィ(Paavo Järvia)指揮、hr交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)の演奏です。