【物語】
――謎解く鍵は人の心よ。
祝儀能殺人事件を解決した労を称えられ、稲生下野守から茶会に誘われた多田文治郎。世に名高い陶芸家・沼波弄山が主催する茶会は趣向を凝らした宴席へと続いたが、山場となった江戸では珍しい「普茶料理」の最中、厠に立った客が何者かに殺される。犯人は列席者の中に? 手口は? 文治郎の名推理が始まった。人気の時代ミステリ、待望の第三弾! (幻冬舎作品紹介より)
幻冬舎 幻冬舎文庫(2018.12.6)
装幀:重原 隆
ISBN-10:4344428110
ISBN-13:978-4344428119
★★メディア等で紹介されました。★★
【日経新聞に書評掲載】(2018.12.20)
12月20日の日本経済新聞、夕刊文化欄に『江戸萬古の瑞雲 多田文治郎推理帖』(幻冬舎文庫)の書評が掲載されました。
文芸評論家の縄田一男先生が「目利きが選ぶ3冊」のうち1冊にお選び頂き、★★★★の高評価を下さいました。
――刊行するたびに面白くなる〈多田文治郎推理帖〉第3弾
とのお言葉、本当に嬉しくとても光栄です。
次回作への大きな勇気を頂くことができました。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。