ある日の海1 「静寂の波濤」
季節に似合う空の写真が少なくなってきたので、「ある日の空」はしばしお休み。
空の写真を撮るのも好きだが、海の写真も好きである。
しばらく、海の写真をアップしてみようと思う。
今回の写真は南伊豆町の冬の海。
一見のどかなようにも見えるが、実はかなりの強風が吹いている。
波の模様や、海面に映り込んだ雲の影に、西南伊豆地方特有の冬の西風が現れている。
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季節に似合う空の写真が少なくなってきたので、「ある日の空」はしばしお休み。
空の写真を撮るのも好きだが、海の写真も好きである。
しばらく、海の写真をアップしてみようと思う。
今回の写真は南伊豆町の冬の海。
一見のどかなようにも見えるが、実はかなりの強風が吹いている。
波の模様や、海面に映り込んだ雲の影に、西南伊豆地方特有の冬の西風が現れている。
東オホーツク地方は、年間を通じて降水量が少ない。
実際に旅してみるとよくわかるが、冬場でも好天に恵まれる日が多い。
東オホーツクの中心地である網走市について、回りの知人たちに聞いてみると、来る日も来る日も晴れない、どんよりとした暗い空のイメージを持つ人が少なくない。
が、これはどうも、高倉健の代表作である『網走番外地』の影響のようである。
参考までに横浜市の統計と網走市の統計を掲げてみる。
年間降水量は横浜の半分に過ぎず、冬季でも降雪が少ないことがわかる。
網走市のサイトでも、この土地の気象について、「夏は最高気温が30℃を超える日もあります。また、冬は-10℃以下になりますが、北海道内の内陸部に比べると冷え込みは厳しくありません。最近は積雪の多い年が続いていますが、オホーツク海沿岸は北海道内でも雪の少ない地域です」と紹介している。
知床半島の付け根に位置する網走が、豊かな自然に恵まれていることは言うまでもない。
冬の寒さを除いては年間を通じ季候もよく、人の気風も素晴らしい土地柄だと感じている。
写真は、白銀に輝く斜里岳。12月末の姿である。
ニュースによれば、昨日は平年より4日早い流氷初日で、今日は、知床半島に流氷が接岸したそうである。
この時期のオホーツクは、こんな風に陽が暮れて行く。
ふつうの畑に、アルプスの雪原のようにシュカブラが生まれるのだ。
山間部に入ると、最低気温が氷点下20℃を下回る日もあるそうだが、地元の知人は、「15℃以下はおんなじ」と言っていた。
ちなみに、網走周辺の人々は、気温から「マイナス」を省略して言うことが多い。
このとき、実際の気温は氷点下何度かはわからないが、日暮れ時に写真を撮っていると身を切られるように寒いことはたしかだ。
流氷を望める大空町の丘の冬である。
函館が好きで、よく訪れる。
秋から冬にかけての函館では、函館湾側でも津軽海峡側でも天使の梯子をよく見かける。
写真では遠景になってしまっているが、津軽海峡に現れた天使の梯子。
宝来町のホテルの窓から撮った。
残念ながら、雲間から陽が差し込んで、すぐに消えてしまったが……。
第6回角川春樹小説賞を受賞し『私が愛したサムライの娘』でデビューしました。同作で第3回野村胡堂文学賞を受賞。
歴史時代小説とミステリを書いています。20年来のフラメンコファンです。