金曜日の旧軽井沢では、決して飲んでばかりいたわけではないのです。
軽井沢聖パウロカトリック教会で開催された教会コンサートも楽しみました。
8/23~25に開かれていた「軽井沢国際合唱フェスティバル」のなかのイベントです。
出演されたのは次の三つの合唱団です。演奏はすべてア・カペラでした。
・信州大学混声合唱団(長野)
・淀川混声合唱団(大阪)
・Sofia Vokalensemble(ストックホルム)
ソフィア・ヴォーカルアンサンブルの演奏は本当に素晴らしく、人の歌声の美しさにあらためて詠嘆する思いでありました。
この日に軽井沢に立ち寄った意味は大きかったです。
ストックホルムのソフィア教会を拠点として活躍する合唱団で、国際的なコンクールでいくつもの賞を受賞しています。
今回も30名を超えるメンバーが来日し、ベンクト・オーレン(Bengt Ollén)氏の指揮の下、東京、広島、京都でコンサートを開きました。軽井沢は日程の最後でした。
聖歌ばかりではなく、スウェーデン民謡も素敵でした。
とくにスウェーデンの海岸部に伝わる民謡をもとにしてベンクト・オーレン氏が作曲した"Trilo"は、男女が聖堂の前後に二群に分かれて歌うサウンドスケープ的な構成となっていて興味深かったです。
濃霧の覆うバルト海を感じさせるそのハーモニーに、しばし恍惚としておりました。
満ち足りた気持ちで礼拝堂を出た後には、ブロンドのイケメン団員さんと言葉を越えたやりとりをして(お互い言葉が通じないだけ)二枚のCDを購入しました。帰宅後の書斎では仕事を励ましてくれる音楽となっています。
"In Paradisum"
当日も演奏なさった"In Paradisum"をお聴きください。(公式)
Penatx K-3 + DA 18-135mm F3.5-5.6