いかがだろうか?
驚いたことに、これらの音楽は、すべてオリジナルなのである。
見事にパクったメロディとアレンジで、ディズニー風とスター・ウォーズ風をミックスしているではないか。
ダース・ベイダーは、凋落するスター・ウォーズの人気に悩んでいる。
Hipsterっぽい青年(似てないが、アメリカを代表する映画プロデューサーで、スター・トレックの監督も務めたJ.Jエイブラムスという設定)が、新作への熱意を語り、ダース・ベイダーを励まそうとする。 だが、彼は、スター・ウォーズと言うべきところをスター・トレックと言ってしまったりする。
同じく、J.Jは、エンタープライズ号と言い間違え、言い直そうとするけど、デス・スターが出てこなくて、ダース・ベイダーは落ち込む。
こんなシーンでは、腹を抱えて笑ってしまった。
「そうだ! ディズニー風でいこう!」ってなわけで、プリンセスたちが、"When you wish upon a Star Wars"と歌い上げる場面も、素晴らしい。
それに、ダース・ベイダーのタップが可愛いでしょ?
★「ようこそ、レイア。あなたもディズニー・プリンセスの仲間入りよ」(勝手に付けたタイトル)
ディズニーがルーカス・フィルムを買収したのだから、レイア姫はディズニープリンセスの仲間入りをするわけだ。
そこで、白雪姫やシンデレラが、次々にプリンセスの心構えをレイア姫に教えてゆく。
戸惑い気味のレイア姫は、だんだんとその気になってゆき、最後は堂々、プリンセスの仲間入りをする。その気にさせられた、レイア姫の投げキスのシーンが可笑しい。 メイキング(Behind the Scenes )を見ると、風の強い秋のニューヨークで、寒さに耐えながらのロケだったようだ。レイア姫を演ずるキュートなStephanie.Kennaさんは、シンガーソングライターらしい。
カメラがCanonの一眼レフだったり、彼ら手作りの衣裳が安っぽかったりするが、そんなことは問題にならぬほど、ミュージカルの出来がよいではないか。