★★明日は二冊、刊行です★★
鳴神響一が4月にお届けする二冊。
・『おいらん若君 徳川竜之進 1 天命』(双葉文庫)
・『謎ニモマケズ 名探偵・宮沢賢治』(祥伝社文庫)
明日はいよいよ刊行です。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
茅ヶ崎は薄曇りの朝を迎えました。
近所のハナミズキも、花が開いてきました。
幻聴は、一青窈で『ハナミズキ』(VEVO)
Pentax K-1 + FA77mmF1.8 Limited
カテゴリー「作品・お仕事」の検索結果は以下のとおりです。
鳴神響一が4月にお届けする二冊。
・『おいらん若君 徳川竜之進 1 天命』(双葉文庫)
・『謎ニモマケズ 名探偵・宮沢賢治』(祥伝社文庫)
明日はいよいよ刊行です。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
茅ヶ崎は薄曇りの朝を迎えました。
近所のハナミズキも、花が開いてきました。
幻聴は、一青窈で『ハナミズキ』(VEVO)
Pentax K-1 + FA77mmF1.8 Limited
『おいらん若君 徳川竜之進 1 天命』(双葉文庫)が4月12日(木)に刊行となります。こちらは双葉社から。4月刊行第二弾です!
同じ12日刊行の『謎ニモマケズ』(祥伝社文庫)とは打って変わって、ど真ん中の時代小説です。 主人公の篝火(かがりび)は、ゆえあって吉原の花魁(おいらん)に身をやつす美青年剣士の徳川竜之進。正義の「見返り柳剣」が悪を討ちます。
カバーイラストは、数々の時代小説を手がけられている山本祥子先生、カバーデザインは長田年伸先生。 なんと、武術家の金山孝之先生が、カバーイラストの剣術指導をしてくださいました。
――春爛漫の吉原仲の町に世にも美しい花魁が道中してくる。その名も篝火――滅多に姿を拝めぬばかりか、決して客と同衾しない伝説の花魁を我が物にせんと、今日もお大尽の虚しい挑戦が続いていた。だが、篝火花魁にはとんでもない秘密があった。その正体は美男、しかも故あって甲賀のくノ一、美咲に幼少時より吉原に匿われていた尾張徳川家の御落胤だったのだ。秘剣「見返り柳」が世の悪をしなやかに斬る!! 超期待の新シリーズ始動。(双葉社サイトより)
装画:山本祥子
装幀:長田年伸
カバーイラスト剣術指導:金山孝之
IISBN-10: 4575668818
ISBN-13: 9784575668810
今日は、いま手がけている歴史長篇と、新しいお仕事の打ち合わせでした。
来年の話になりますが、新しい物語を展開させて頂けそうです。
とても有意義な時間をすごすことができました。
編集長さま、ご担当さま、貴重なお時間を頂戴し、心より感謝申し上げます。
打ち合わせの終わり頃には、編集長さまと共通の趣味があることがわかって、盛り上がりました。とても楽しかったです。
幻聴は、千住 明作曲 NHK大河ドラマ「風林火山」メインテーマ
作曲者の千住 明さんご本人の指揮、洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団の演奏です。
以前も申しましたが、武田信玄を書いているわけではありません。 なんとなくのイメージです(^_^;
Canon PowerShot G9x
『謎ニモマケズ 名探偵・宮沢賢治』(祥伝社文庫) 来週の今日、4月12日(木)に刊行です。
――さらわれた公爵令嬢を救え! 手に汗握る大正浪漫活劇 国際謀略に巻き込まれた宮沢賢治が、トロッコを駆り、銃弾の下をかい潜る。
舞台は大正九年(1920)の岩手県。盛岡高等農林学校を卒業した24歳の宮沢賢治が主人公です。若き賢治の熱い思いが、岩手の美しい大地を駆け巡ります。
装画は『活版印刷三日月堂』や『終電の神様』で大人気の中村至宏先生に描いて頂きました。
作中シーンを再現して下さったロマンチックなイラストに作者も大興奮です。
また、解説は盛岡に本社を置く、さわや書店の田口幹人さまが書いて下さいました。とても素敵な解説です。
書店さまの店頭で、ぜひお手にとって下さいませ!
解説:田口幹人
装画:中村至宏
装幀:bookwall
ISBN-10: 4396344074
ISBN-13: 978-4396344078
『安土唐獅子画狂伝 狩野永徳』(徳間書店)、『しょったれ半蔵』(小学館)などで大活躍なさっている歴史時代小説界の超実力派プリンス、谷津矢車先生。
ツイッターに『脳科学捜査官 真田夏希』の素晴らしいご感想をご投稿くださいました。
真田夏希と同世代でいらしゃる谷津先生から頂いたご評価、本当に嬉しくてなりません。
谷津先生のお許しを頂いてこちらに転載させて頂きます。
皆さまにも、ぜひ、お読み頂ければありがたいです。
「脳科学捜査官真田夏希」(鳴神響一 角川文庫)読了。神奈川県警初の心理職特別捜査官となった真田夏希は、ひょんなことから横浜一帯で発生した爆弾魔事件の捜査に投入されることになる。そうして彼女は自らの知見を活かして事件に関わっていくのだが……?いいサスペンスですね……! そして、真田夏希、なんたるこじらせ系女子……!
実は本作主人公の真田夏希と同い年(正確には同学年)であり、本作もう一人のある重要登場人物とは生まれ年が同じ(ただし学年は一年下)なので、夏希やその人物の見ている風景には身につまされるものがあります。それはさておき。
本作は実に現代的。本書での重大な対決シーンの多くはSNS上なのですが、野次馬たちを味方につけながら警察を翻弄しようとする犯人と、SNSやメールのやり取りから犯人のプロファイルや目的を探り出そうとする夏希のサスペンスが本作の見どころ。
SNS上での群衆たちの動きは「あるあるー」と膝を叩くことしきり。そして犯人の人物造形もまた「(認めがたいけど)あるあるー」と頷いていました。わたし、こういうタイプの人間だわ。
と、非常に現代的な作品である本作ですが、実は歴史時代小説作家である鳴神先生はその自らのルーツを誇るかのようにある仕掛けを本作に仕掛けています。 それは登場人物の名前。「真田」夏希からも分かる通り、本作登場人物は豊臣秀吉政権下の大名から取られています。
もちろんこれは一種のサービス(というか「お遊び要素」と解すべきでしょうか)なのですが、数多くいる登場人物のキャラクターの肉付けのヒントにもなっているようです。本作「石田」や「加藤」などはその典型かもしれません。
色々お話しましたが、サスペンスとして非常に読み応えのある一冊でした。
谷津先生、本当にありがとうございます。
次回作へのたしかな勇気を頂けました。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。
★谷津矢車先生の新刊『安土唐獅子画狂伝 狩野永徳』(徳間書店)が3月8日にご刊行となりました。
意欲的な画道小説を書き続けて来られた谷津先生が、今作ではきらびやかな安土城障壁画の誕生への永徳の闘いを描きます!
――「貴様に絵を頼みたい」。織田信長からの依頼は、計百枚にも及ぶ安土城障壁画だった。信長の機嫌を少しでも損ねたら、自分の首が飛び、家が絶えかねない。狩野派の行く末を案じ逡巡する永徳だったが、すべてを捨てて安土に向かうことを決意する。一世一代の大仕事。己の魂を筆にのせた迫真の絵は、覇王を納得させることができたのか? 天才絵師の孤独な闘いを描いた、絵師小説の決定版! (徳間書店サイトより)
写真は近所の椿です。
いろいろな椿が、いきなり満開になっています。
Pentax K-3 + DA☆ 50-135mmF2.8
第6回角川春樹小説賞を受賞し『私が愛したサムライの娘』でデビューしました。同作で第3回野村胡堂文学賞を受賞。
歴史時代小説とミステリを書いています。20年来のフラメンコファンです。