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akihama×Fline春の新作展にお邪魔しました!


Flineの皆さまと島崎リノさん

左から大和田いずみさん(画家)、秋濱克大さん(彫金作家)、 島崎リノさん(フラメンコ舞踊家)、藤咲和也さん(皮革作家)の皆さま

今日はフラメンコ舞踊家の島崎リノさんとの打ち合わせがありました。
その前に新宿伊勢丹で開催中の"akihama×Fline" 春の新作展にお邪魔しました。

「持ち歩けるART」がテーマの今回の展示販売会。
ため息が出るような数々の美しいARTと出会えました。

おまけに、なぜか会いたかった人が次々に現れる不思議さ……。
これもFline効果なのでしょうか。

ジュエリー、カバン、小物……贅沢な作品ばかりです。
東京近郊の方は、ぜひ、どうぞ!
3月1日(火)まで 午前10時30分~午後8時
新宿伊勢丹本店5F ウェストパークが会場です。

★Flineのサイト

※ブログ内のすべての人物写真について、無断転載・二次利用をお断りします。

瓜谷茜・谷村虎之介 歌舞伎絵展にお邪魔しました


瓜谷茜さんと

瓜谷茜さんと

火曜日には渋谷で今年最初の打ち合わせがありました。
渋谷へ向かう前に、六本木で始まった瓜谷茜さんと谷村虎之介さんの歌舞伎絵展にお邪魔しました。
イラストレーターとして、雑誌の装画にもご活躍なさっている瓜谷茜さん。今回の展示作は「俊寛」の絵巻物です。

「俊寛」の物語とその内面を描いた絵巻物は繊細で洒脱なタッチが素敵でした。 ことに俊寛や千鳥、瀬尾の表情が生き生きとしていて素晴らしかったです。

瓜谷さんはパネルで、俊寛物語の結末に秘められた謎を提示されていました。
彼女がほとんど解いたという謎。
興味深い謎解きに僕も挑戦してみようと思っています。

歌舞伎、文楽を始め能楽やたくさんの文学で扱われる「俊寛」……。
瓜谷さんはお忙しいのにもかかわらず、俊寛談義につきあって下さいました。
菊池寛や芥川龍之介の『俊寛』についての話題でもちょっと盛り上がりました。

谷村さんの強烈な線が魅力の役者絵も楽しかったです。 構図も大胆で迫力いっぱいでした。

この写真は瓜谷さんのお祖母さまが撮って下さいました。 ありがとうございました。

瓜谷茜・谷村虎之介 歌舞伎絵展は1月10日の日曜日までです!

~kane & Tora meet KABUKI ~瓜谷茜・谷村虎之介 歌舞伎絵展~

・2016年1月5日(火)~10日(日)11:00~20:00
※10日のみ19:00まで
六本木スペース"ビリオン"(港区六本木4-4-5 3F)
※大江戸線六本木駅7番出口から2分くらい。

※ブログ内のすべての人物写真について、無断転載・二次利用をお断りします。

土曜日は高校の同窓会でした。


イチョウ


先週の土曜日は高校の同窓会でした。

学年全体の同窓会に参加するのは初めてのことです。
参加者は36名ほど。360名の学年だったので、一割もの方がご参加になりました。
僕の二年時にご担任頂いた国語のH先生と、三年の時にご担任頂いた日本史のH先生のお二人もご出席になりました。(お二人ともH先生だ……)

卒業以来34年ぶりに会うたくさんの同窓生たち。
意外なほどに変わっていなくて、皆さますぐにわかりました。
なかにはお名前を伺ってお顔が十代の頃と二重写しになった方もいらっしゃいました。

35年ぶりにお目に掛かったお一人の女性。
入口で僕の顔を見るなり「おめでとう」の一言。
びっくりして思わず「え? 知ってたの?」
ネットなどで僕のデビューを知って、応援して下さっていたとのこと。
ご友人や同僚の方にも僕の本を薦めて下さっていたと伺い、大げさでなく目頭が熱くなりました。

会が始まって皆さまとお話しすると、彼女ばかりではなく、大勢の同窓生たちが、僕を応援してくださっていると知って、本当に感激しました。

僕の本を買って下さっていた方がたくさんいたのです。会場にお持ち頂いていた方も何人もいらっしゃいました。

地元の書店さんにいつも僕を応援していると言って下さっている一人の友人。じーんときました。

ある友人は「オレは30分前に知った」と言って、その場で書店さんに買いに行って下さいました。嬉しかったです。

高校の友たちよ! なんて温かいんだ!

一昨年の四月には、日本史のH先生のご退職をお祝いするプチ同窓会にも参加させて頂きました。
そのときの感動を綴った文章の一部をここに再掲します。

――素晴らしいお料理にも増して驚いたことは、 三十年を超える長い長い年月を隔てて再会した同窓生たちなのに、 まるで、昨日教室でさよならしたばかりのように、 すんなりと話せたことである。 若い日々を同じ空間で過ごしていたことが、 こんなにも素敵な人と人とのつながりを造るものかと、 なんだか、すごく嬉しくなった。――

このときの喜びを再び味わうことができた一夜でした。

プチ同窓会の時にはまだデビュー前でしたが、その時からずっと僕の動静を見ていて下さった方もいらっしゃいました。

高校の同窓生たちの温かさには涙が流れそうです。
これからも鳴神をどうぞよろしくお願い申し上げます。

僕にとって、若い日々の時間をともに過ごしたことは、何にも代え難い財産であるようです。

幹事の皆さま、素敵な夜を本当にありがとうございました。
会場をご提供下さり、同窓生の会話にも入れずに美味しいお料理を作り続けてくださったKシェフにも心より感謝申し上げます。

自然食バイキング【Primodine(プリモディーネ)】
美味しかったです。遠からぬ日にまた伺いたいです。

秋濱克大展にお邪魔しました

秋濱克大さんと

火曜日は、彫金作家としてご活躍なさっている秋濱克大さんの個展にお邪魔しました。
銀座ACギャラリーのエレベーターから気分はワクワク。

作品1

会場に入ったとたん「おお!」と感嘆の叫び声を上げてしまいました。
羽根をモチーフにした素晴らしい作品の数々。
精緻で独創的な作品ばかり。
どれもため息が出るほど美しいのです。

作品2

羽根の持つ美しさを飽くなき追求を続ける秋濱さん。
魂のこもった超一流の作品たちに触れ、とても素敵な時間を過ごすことができました。
お忙しい中、秋濱さんから彫金の歴史にまつわる興味深いお話もたくさん伺えました。
取材ではないのに、思わず取材メモを取り出す鳴神ではありました。

作品3

開催期間は22日の日曜日まで。
皆さま、ぜひ!

【秋濱克大展】
Living with feathers

銀座ACギャラリー
11月16(月)~ 11月22日(日)
11:00~19:00 (最終日は17:00まで)
〒104-0061東京都中央区銀座5-5-9阿部ビル4F
03-3573-3676
地下鉄銀座駅B3出口から左手に歩いてすぐ。

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Flineのカードケースができあがりました!

前面

まさに、三人のクリエータの美の結集です!
画家の大和田いずみさんがペインティングしたレザーを、皮革工芸作家の藤咲和也さんが丁寧な裁断と縫製で美しいカードケースに仕上げて下さる。彫金工芸作家である秋濱克大さんが和彫りの技法で手彫りした下さった羽根の芸術が華麗に飾る。
三人のクリエイターの手になる、まさしく夢のようなコラボ・カードケースです。

前面2

あまりの素晴らしさに息を呑みました。
抽象絵画の世界のようにも、日本の美的空間のようにも見えるオブジェ。
フラメンコ的でもある気がします。

このペインティングは、大和田さんにとっても特別な色であり図柄であるとのこと。僕も嬉しくてたまりません。
レザーの時から、「これこそ大和田いずみの色彩だ!」と強く感じていました。それも、去年の暮れに伺った銀座個展で見た、ニューヨーク帰りの画伯が紡いだ色彩です。

背面

背面の色合いも素晴らしく、前面から続く型押しも素敵です。
藤咲さんは大小4カ所の羽根の型押しまで入れて下さいました。
もちろん、秋濱さんが彫られた型です。秋濱さんの和彫りは、なんと、飛鳥時代から継承されている技法だそうです。ビックリ!

箱入り

本当に使うのがもったいないほど。
でも、使わなければ、もっともったいない。
ガンガン使って、三人の輝くオーラを分けて貰おうと思います。

クリエイターとともに

三人のクリエイターとともに

ふだんは、机の上に置いて、創作への刺激を喚起して貰いたいと思っています。
大和田さん、秋濱さん、藤咲さん、本当にありがとうございました。

★F line

※写真提供:藤咲和也さん、秋濱克大さん

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第6回角川春樹小説賞を受賞し『私が愛したサムライの娘』でデビューしました。同作で第3回野村胡堂文学賞を受賞。
歴史時代小説とミステリを書いています。20年来のフラメンコファンです。

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