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カテゴリー「フラメンコほかライブなど」の検索結果は以下のとおりです。

茅ヶ崎でフラメンコ・ライブを楽しみました!

2019.2.28茅ヶ崎ライブ_1


"青木ルミ子さんの「ソレア」"

昨夜は茅ヶ崎のスペイン料理店「PATIO」(パティオ)さんで、5度目のフラメンコライブが開催されました。
ギタリストの石井奏碧(かなお)さん、カンテ&ギターの須田隆久さんが、3月・5月・8月・10月に引き続き、またまた茅ヶ崎に来て下さいました。
10月のときにはどうしても時間の調整がつかなかったのですが、今回はなんとか伺えました。
昨夜のライブは早くから満員御礼で、僕も嬉しかったです。

2019.2.28茅ヶ崎ライブ_2


"左から須田隆久さん、石井奏碧さん、東川翼さん"

ギタリストの石井さんとは、15年くおつきあい頂いております。茅ヶ崎や藤沢で演奏をお願いしたこともあります。
卓抜した技術と繊細なセンスを併せ持つ石井さんのギターは、ますます魅力的になって、その深みと輝きを増しています。

須田さんのステージにも何度か伺っており、理知的で多彩なお力にいつも驚いております。須田さんは薩摩琵琶の名手でもあります。また、能の謡にも実力を発揮され、世界的な規模で活躍の場を広げていらっしゃいます。

さらに昨日は、逗子市出身の新進気鋭のギタリスト東川翼さんが参戦。都内や地元湘南を中心に演奏活動を続けていらっしゃいます。
なんと、曲によってはギターが三人という豪華な布陣です。

2019.2.28茅ヶ崎ライブ_3


"フィン・デ・フィエスタの「セビジャーナス」"

そして、昨夜は横浜と横須賀でフラメンコスタジオを主宰されているバイラオーラ、青木ルミ子さんが茅ヶ崎にお越し下さいました。
青木さんは、日西外交150周年を記念して昨年開催された「全日本フラメンココンクール」で第3位に輝いた超実力派バイレでいらしやいます。

アバニコを胸元に挿した「セビジャーナス」から始まったステージ。踊りが始まった瞬間、あまりのキレのよさに目を見張らざるを得ませんでした。
一部の「ティエントス」二部の「ソレア」とも、鋭く美しい手足の動きに何度も息を呑みました。
アイレたっぷりで、曲ごとの情感を全身で余すことなく豊かに表現なさる踊りっぷりに、フラメンコって美しいなぁという思いを新たに致しました。

2019.2.28茅ヶ崎ライブ_4


"出演者の皆さまと"

石井さんの卓越した腕が輝くギターソロの「シギリージャ」「マンティージャ」や、須田さんの洒脱なスペイン語版12拍子「素晴らしきかな、人生」、東川さんのギターを前面に打ち出した「イパネマの娘」などの演奏もすごく楽しかったです。

最後は観客もステージ上がっての楽しい「セビジャーナス」
客席にはたくさんのフラメンカがお見えだったこともあって、盛り上がったフィン・デ・フィエスタ(終演)でした。

石井座長、須田さん、東川さん。そして青木さん、本当にありがとうございました。 昨夜の素晴らしいフラメンコを茅ヶ崎で観られた僕はとても幸せでした。 ぜひぜひ、遠からぬ日にまた茅ヶ崎へお越し下さい。

PATIOは湘南地区のフラメンコ発信拠点となりつつありますね。
石井さんの情熱とご尽力に感謝しております。


["Latidos Flamencos"]


石井奏碧さんのギターを動画でどうぞ!
笹岡洋子さんのオリジナル舞台作品「フラメンコのルーツへの旅~インドからスペインへ~」(抜粋・公式)
この大舞台を石井さんのギターが支えています。

Canon PowerShot G9x

※ブログ内のすべての人物写真について、無断転載・二次利用をお断りします。

★★アルハムブラで打ち合わせでした★★

アルハムブラ_2018.12.14


今年最後の初稿が上がりました。2月刊行予定です。また、ご案内致しますね。
とは言っても、この後もゲラ直しがあり、さらに次の作品の執筆に入ります。

締め切りに追われていて、アップできずにおりましたが、先週の金曜日は西日暮里「アルハムブラ」でフラメンコを楽しんで参りました。

クリスマス特別企画。ダブルカンテにダブルギター、バイレも最強の布陣。
パーカッションとコーラスの方が三人入って、ビリャンシーコと呼ばれるスペインのクリスマスソングもたくさん飛び出しました。
超満員の「アルハムブラ」は熱気の渦に包まれました。
すごく豪華なステージ。もう最高に楽しかったです。

"Cantar y Bailar a la Navidad Flamenca"
ご出演は次の皆さまでした。

・カンテ:川島桂子、永井正由美
・ギター:Emilio Maya、小林亮
・バイレ:浅見純子、鍜地陽子、島村香、森田志保
・パーカッション:朱雀はるな
・コーラス:鈴木一未、土合幸江、吉野理子(敬称略)

Facebookでお友だちになっている鍜地陽子さんのエレガンシアで、とっても小粋な「グアヒーラ」も拝見でき、大好きな川島桂子さんのカンテもたっぷり堪能できて、本当に幸せでした。

ギターのエミリオ・マジャ(Emilio Maya)さんを初めとする出演者の皆さまの創り出すハイレベルでエネルギッシュなステージ。息を呑み、興奮し、うっとりし続けた時間でした。
皆さま、素晴らしい時間を本当にありがとうございました。

アルハムブラ_2018.12.14_2


この日は、某社ご担当編集さまとの、新企画の打ち合わせも兼ねていました。
ステージの合間や、ステージがはねてからも、ご担当さまとのディベートには熱がこもりました。
次の企画へのフレッシュなアイディアが次々に飛び出しました。

これもフラメンコの効能かも。
大脳のふだん使っていないところを刺激するみたいです。
皆さま、アイディア出しにはフラメンコですよ~!

お忙しいなか、フラメンコにご一緒下さったご担当さま、本当にありがとうございました。



["GUAJIRA"]

"GUAJIRA"

幻聴は、鍜地陽子さんの「グアヒーラ」(抜粋)
(Estudio Cielo Azul 鍜地陽子フラメンコ教室公式)

Canon PowerShot G9 X

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昨夜は茅ヶ崎で三度目のフラメンコでした!

Patioライブ2008.8.29_01

"堀江朋子さんの「タラント」"


昨夜は茅ヶ崎のスペイン料理店「PATIO」(パティオ)さんで、三度目のフラメンコライブでした!

ギタリストの石井奏碧(かなお)さん、カンテ&ギターの須田隆久さんが3月・5月に引き続き、またまた茅ヶ崎に来て下さいました。

ギタリストの石井さんとは、十年以上のおつきあいです。
卓抜した技術と繊細なセンスを併せ持つ石井さんのギターは、ますます魅力的になって、その深みを増しています。
須田さんのステージにも何度か伺っており、その理知的で多彩なお力に昨夜も驚かされました。須田さんは薩摩琵琶の名手でもいらっしゃいます。

Patioライブ2008.8.29_02

"二部の「ソレア」"


そして、昨夜は以前からずっと観たかった堀江朋子さんのステージを拝見できました。

パリージョ(カスタネット)を手にした「セビジャーナス」から始まったステージ。 瞬時に観客を引き込んでゆくその牽引力にまず圧倒されます。
一部の「タラント」二部の「ソレア」と、昨夜の堀江さんはフラメンコ王道の曲種を踊って下さいました。

力強いアイレ。
圧倒的な熱量を持つシャープで輝くようなサパテアード(足拍子)。
なによりもブラソ(腕)とマノ(手)の美しさには舌を巻きました。
さらには、堀江さんの客席へのあたたかい心を随所に感ずる素敵なステージでした。
そう。彼女のステージは客席に向けた愛に満ちているのです。
こころ震える本当に素晴らしいフラメンコでした。

Patioライブ2008.8.29_03

"須田隆久さん(左)と、石井奏碧さん(右)"


石井さんの腕が光るギターソロの「グアヒーラ」や、須田さんの知的なスペイン語版12拍子「イパネマの娘」などの演奏もすごく楽しかったです。
最後は観客を交えての楽しい「セビジャーナス」。
プロのバイレの方がお見えだったこともあって、大変に盛り上がったフィン・デ・フィエスタ(終演)でした。

Patioライブ2008.8.29_04

"左から須田隆久さん、鳴神、堀江朋子さん、石井奏碧さん。"


堀江さんはGWに東京都の立川市で行われる「立川フラメンコ」を起ち上げた方でもあります。
すでに15回目を迎え、スズラン通りを中心に500人を越えるバイレが集まる日本一の野外フラメンコイベントです。


["立川フラメンコ"]

立川市この動画にも堀江さんが登場なさっています。(立川市動画チャンネル)



["2016立川フラメンコ前夜祭"]

こちらは2016立川フラメンコ前夜祭、堀江さんの「アレグリアス」(Alegrías)のステージです。(藤井裕美さまご提供動画)


石井座長、須田さん、堀江さん。素晴らしい時間を本当にありがとうございました。
こんなに素晴らしいフラメンコを茅ヶ崎で観られるなんて、なんという幸せでしょうか。
ぜひぜひ、遠からぬ日にまた茅ヶ崎へお越し下さい。
PATIOが湘南地区のフラメンコ発信拠点となることを強く願っております。

Canon PowerShot G9x

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三遊亭竜楽師匠の高座に伺いました。

両国2018.8.9



昨日は「お江戸 両国亭」で開かれた「円楽一門両国寄席」に伺い、七人の落語家の噺と一人のマジシャンの手品を楽しんで参りました。
6月9日以来、なんと、二ヶ月ぶりの東京でした(^_^;

大トリの三遊亭竜楽師匠のネタは『井戸の茶碗』でした。

くず屋の清兵衛、浪人千代田卜斎、細川家の若き馬廻り役の高木佐久左衛門、善人ばかりが登場する味わい深い人情ものです。
笑いながらストーリーに引き込まれていてるうちに、一人一人の人物像が、師匠の話芸によって、なんとも鮮やかに浮き彫りになっていきました。

驚いたのは、千代田卜斎が住む裏長屋と、高木佐久左衛門の住む細川家などが、わずかな情景描写で、心に映像として浮かんでくることでした。
たとえば、窓から声を掛けるシーンなどから臨場感が生み出されているのです。これは話芸だけの世界だと痛感しました

武士にとって、さらに人間にとって、大切なものは愚直さや誠実さであることが、痛いほど伝わってきて、大変にさわやかなサゲとなりました。

また、師匠からはとても大事なお教えも頂き、本当にありがたく感激でした。


[「三遊亭竜楽の七カ国語RAKUGO」]

「三遊亭竜楽の七カ国語RAKUGO」(公式)


古典落語の大ベテランの竜楽師匠は、八カ国語を駆使し、世界各国の会場で高座をお持ちになっていることでも大変に有名な方です。
師匠はまた、中央大学法学部の先輩でもいらっしゃいます。

竜楽師匠、また高座に伺います。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申しあげます。

Canon PowerShot G9x

三遊亭竜楽師匠の独演会に伺いました。

内幸町2018.6.6



昨日は内幸町ホールで開かれました三遊亭竜楽師匠の独演会に伺いました。

古典落語の大ベテランの竜楽師匠は、八カ国語を駆使し、世界各国の会場で高座をお持ちになっていることでも大変に有名な方です。
師匠は「落語の普及が世界の平和を作ってゆく」というお考えのもと、なんと、日本語、英語、イタリア語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語、中国語で古典落語を演じていらっしゃいます。

ほぼ満席のホールで過ごした昨夜の時間は、興奮しっぱなしでした。

白眉は江戸前古典落語の「らくだ」
大ネタで難しい噺であるため、高座に掛かる機会は多くなく、しかも最後まで演じられない場合も多いです。

昨夜の高座ではすべてを演じられ、主人公の屑屋の久さんをはじめ、クセのある登場人物たちの演じ分けもお見事の一語でした。

久さんの酒の飲みっぷり、そして酔ってゆくようすの凄さにうなり声を上げつつ、笑っておりました。
本当に素晴らしい「らくだ」を堪能させて頂きました。

また、一部では八カ国語の「味噌豆」のサワリを演じて下さり、こちらも舌を巻くばかりでした。

師匠、また、高座に伺わせて頂きます。
昨夜は素晴らしい時間をありがとうございました。

Kさま、大変お世話になりました。ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。



[「三遊亭竜楽の七覚悟落語」]

「三遊亭竜楽の七覚悟落語」(サンプロス公式)

竜楽師匠の落語はアマゾンでも聴くことができます。

「三遊亭竜楽の落語 その壱」

「三遊亭竜楽の7か国語落語~味噌豆編」

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第6回角川春樹小説賞を受賞し『私が愛したサムライの娘』でデビューしました。同作で第3回野村胡堂文学賞を受賞。
歴史時代小説とミステリを書いています。20年来のフラメンコファンです。

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