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『鎌倉署・小笠原亜澄の事件簿 極楽寺逍遙』

『鎌倉署・小笠原亜澄の事件簿 極楽寺逍遙』(


『鎌倉署・小笠原亜澄の事件簿 極楽寺逍遙』(文春文庫 2023.10.11)

――謎多き絵画に隠された悲しき物語に亜澄と元哉が挑む!

・装画:けーしん
・装幀:野中美雪
・ISBN:978-4167921149


【物語】
幼馴染の警察官コンビが鎌倉を舞台に難事件を解決していく、「鎌倉署・小笠原亜澄」シリーズの第三弾です。
物語は、鎌倉大仏付近の丘の上で学芸員の鰐淵貴遥が撲殺体で発見されるところから始まります。
貴遥の父は鎌倉が誇る名画家・鰐淵一遥で、事件のカギは一遥が持つ謎の美人画だとわかってきます。
美人画に隠された秘密に迫る亜澄は、今回も可憐に事件を解決できるのでしょうか。
著者の鳴神響一さんとは、今作の舞台である極楽寺周辺を取材で一緒に歩き回りました。
物語では鎌倉の特徴的な地形である「谷戸」の様子が美しく描かれています。
秋になり美しさを増す鎌倉に、また行きたくなります。(担当RY)(文藝春秋内容紹介より)